今回のフレーズは「Nothing ventured, nothing gained」です。
日本語にすると「冒険しなければ、何も得られない」となります。実際には「挑戦しなければ、成功もない」という意味になります。
このフレーズは、リスクを取らなければ成功や利益を得ることはできないことを表現しています。
例えば、新しいビジネスに投資する際に「You should invest in this new business. Nothing ventured, nothing gained.(この新しいビジネスに投資すべきだ。挑戦しなければ、成功もない)」と言うことができます。また、新しいプロジェクトに挑戦する際に「We need to try this new approach. Nothing ventured, nothing gained.(新しいアプローチを試してみよう。挑戦しなければ、成功もない)」と言うこともできます。
「Nothing ventured, nothing gained」は古くからあることわざで、成功や利益を得るためにはリスクを取る必要があるという普遍的な真理を反映しています。恐らく、フランス語のことわざから取り入れられたそうで、英語での最古の言及は、ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』の「The Reeve’s Tale(親分の話)」に見られます。この考え方はビジネスや人生のあらゆる場面で適用されています。
まとめると、「Nothing ventured, nothing gained」は、文字通り「冒険しなければ、何も得られない」という意味であり、リスクを取ることの重要性を強調するフレーズです。このフレーズを使うことで、挑戦の価値や、リスクを取ることの大切さを伝えることができます。
この「Nothing ventured, nothing gained」を使って、挑戦することの重要性を強調したい場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
冒険しなければ、何も得られない。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。