このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています
今回のフレーズは「Tell tales out of school」です。
直訳すると「学校の外で話をする」となりますが、実際には「秘密を漏らす」「内輪の話を外部に漏らす」という意味になります。
このフレーズは、秘密や内部情報を漏らしてしまうことを表現しています。
例えば、友人が内輪の話を他人に話そうとしているときに「You shouldn’t tell tales out of school.(秘密を漏らすなよ)」と言うことができます。また、会社の内部事情を外部の人に話してしまったときに「He got in trouble for telling tales out of school about the company’s finances.(彼は会社の財務状況に関する内部の話を外部に漏らして問題になった)」と言うこともできます。
「Tell tales out of school」という表現は16世紀に生まれ、元々は文字通り、学校で聞いた私的な情報や噂を外部に漏らすことを指していました。次第に、学校に限らず、誰かが信頼を裏切って私的な事柄を漏らすこと全般を指すようになりました。
まとめると、「Tell tales out of school」は、文字通り「学校の外で話をする」という意味ではなく、秘密を漏らすことを指します。このフレーズを使うことで、内輪の話を外部に漏らしてしまった状況を表現することができます。
この「Tell tales out of school」を使って、秘密や内情を漏らすことのリスクや注意点を伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
Tell tales out of school.
学校の外で話をする。秘密を漏らす。
学校の外で話をする。秘密を漏らす。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。