今回のフレーズは「Spare the rod and spoil the child」です。
直訳すると「むちを惜しめば子供を甘やかす」となりますが、実際には「厳しくしないと子供がだめになる」という意味になります。日本語の「かわいい子には旅をさせよ」に当たる表現です。
このフレーズは、子供をしつける際に、時には厳しくすることが必要であることを強調するために使われます。
例えば、親が子供に対して厳しいルールを設けるときに、「Spare the rod and spoil the child.(厳しくしないと子供がだめになる)」と言うことができます。また、子供が悪い行いをしたときに「If you spare the rod, you’ll spoil the child.(むちを惜しめば子供を甘やかすことになる)」と言うこともできます。
「Spare the rod and spoil the child」の由来には諸説ありますが、聖書の『箴言』にあるとされています。そこでは、子供を愛するならばしつけることが重要であると教えています。この考え方が、厳しいしつけが必要であるという意味で使われるようになりました。
まとめると、「Spare the rod and spoil the child」は、文字通り「むちを惜しめば子供を甘やかす」という意味ですが、子供をしつけるためには時に厳しくすることが必要であることを指します。このフレーズを使うことで、教育や育児における厳しさの重要性を強調することができます。
この「Spare the rod and spoil the child」を使って、しつけの重要性を伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
むちを惜しめば子供を甘やかす。かわいい子には旅をさせよ。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。