今回のフレーズは「The labourer is worthy of his hire」です。
直訳すると「労働者はその賃金に値する」となりますが、実際には「働いた者には報酬を与えるべきだ」という意味になります。
このフレーズは、働きに見合った報酬を受け取るのが当然であることを強調するために使われます。
例えば、チーム全員が報酬を受けとるべき場合で「We all worked hard, so the labourer is worthy of his hire.(みんな一生懸命働いたから、当然の報酬を受けるべきだ)」と言うことができます。
また、従業員の昇給について議論する際に「Our employees work hard, and the labourer is worthy of his hire.(我々の従業員はよく働いており、働いた者には報酬を与えるべきだ)」と言うこともできます。
「The labourer is worthy of his hire」の由来は、新約聖書のルカによる福音書10章7節にあります。イエスが弟子たちに、労働には正当な報酬が必要であると教えた言葉が元になっています。この教えが転じて、働いた者には正当な報酬が与えられるべきという意味で使われるようになりました。
まとめると、「The labourer is worthy of his hire」は、働きに見合った報酬を受けるのは当然であるという意味のイディオムです。このフレーズを使うことで、正当な報酬の重要性を強調することができます。
この「The labourer is worthy of his hire」を使って、働きに対する正当な報酬を主張する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
労働者はその賃金に値する。働いた者には報酬を与えるべきだ。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。