今回のフレーズは「The more the merrier」です。
直訳すると「多ければ多いほど楽しい」となりますが、実際には「人が多いほうが楽しい」という意味になります。
このフレーズは、人や物が多ければ多いほど、状況がより楽しく、喜ばしいものになることを表現する際に使われます。
例えば、友人をパーティーに誘うときに「You should invite more people to the party. The more the merrier!(もっと多くの人をパーティーに招待するべきだよ。多いほうが楽しいから!)」と言うことができます。
また、グループで旅行を計画するときに「We’re going to have a great time on our trip. The more the merrier.(旅行は楽しくなるよ。人が多いほど楽しいからね)」と言うこともできます。
「The more the merrier」の由来は、古くからの英語のことわざで、多くの人や物が集まることで楽しさや喜びが増すという普遍的な考え方に基づいています。イギリスの劇作家であるジョン・ヘイウッドのことわざ集(1546年)で広く知られるようになりました。人数が多いほど楽しいが、少ない方が資源の分配などでメリットがあることも示唆しています。
まとめると、「The more the merrier」は、文字通り「多ければ多いほど楽しい」という意味であり、より多くの人や物が集まることで楽しさが増すことを指します。人数や量が増えることを歓迎する気持ちを伝えることができます。
この「The more the merrier」を使って、人や物が多いほうが良いことを伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
多ければ多いほど楽しい。人が多いほうが楽しい。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。