今回のフレーズは「Careless talk costs lives」です。
直訳すると「不注意な話が命を奪う」となりますが、実際には「軽率な発言は命を危険にさらす」という意味になります。
このフレーズは、不注意な発言や機密情報の漏洩が重大な危険や問題を引き起こすことを警告するために使われます。
例えば、戦争中に機密情報を漏らさないよう注意を促すために「Careless talk costs lives.(不用意な話は命を危険にさらす)」という風に使われていました。
また、ビジネスなどの情報管理において、「In the corporate world, careless talk costs lives by jeopardizing sensitive projects.(企業の世界では、軽率な話が機密プロジェクトを危険にさらし、重大な損害をもたらす)」と言うこともできます。
「Careless talk costs lives」の由来は、第二次世界大戦中にイギリス政府が使用したプロパガンダにあります。このスローガンは、スパイや敵の情報収集を防ぐために、国民に軽率な発言を控えるよう警告する目的で使われました。その後も、情報の取り扱いに慎重さを求める一般的な言い回しとして広く用いられています。
まとめると、「Careless talk costs lives」は、無責任な発言や秘密の漏洩が重大な結果を招く可能性があることを警告するフレーズです。このフレーズを使うことで、注意深く行動し、情報の取り扱いに慎重であることの重要性を強調することができます。
この「Careless talk costs lives」を使って、発言や情報漏洩の危険性を伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
不注意な話が命を奪う。軽率な発言は命を危険にさらす。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。