今回のフレーズは「Time is a great healer」です。
直訳すると「時間は偉大な治療者」となりますが、実際には「時間が癒してくれる」「時間が解決する」という意味になります。
このフレーズは、時間が経つことで、悲しみや苦しみが和らぎ、心の傷が癒えることを表しています。
例えば、友達が悲しんでいるときに、「I know it hurts now, but time is a great healer.(今はつらいかもしれないけれど、時間が解決してくれるよ)」と慰めることができます。また、大きな悲しみに直面している人に、「It’s hard to see now, but time is a great healer.(今はわからないかもしれないけれど、時間が癒してくれるよ)」と言うことができます。
このフレーズの由来は、時間が経つことで心の傷が自然に癒えるという普遍的な真理に基づいています。どんなに深い悲しみや痛みでも、時間が経つにつれてその感情は和らぎ、新しい希望や喜びが見つかることが多いという考え方です。
この考えは古くからあり、古代ギリシャの劇作家メナンドロスが「時間はすべての必要な悪を癒す(time is the healer of all necessary evils)」と表現したことに由来しています。英語では「Time heals all wounds.(時間がすべての傷を癒す)」などのバリエーションがあります。
まとめると、「Time is a great healer」は、時間の経過が心の傷を癒す力を持っていることを意味するイディオムです。このフレーズを使うことで、困難な状況にある人を励ますことができます。
この「Time is a great healer」を使って、誰かを慰めたい場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
時間は偉大な治療者。時間が癒してくれる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。