今回のフレーズは「Let the chips fall where they may」です。
「Let the chips fall where they may」は、直訳すると「木片が落ちるところに落ちさせる」となりますが、実際には「成り行きに任せる」「結果がどうなろうと受け入れる」という意味になります。
このフレーズは、現状を受け入れる姿勢を表現しています。
例えば、重大な決断を下した後に、「I’ve made my decision, and I’ll let the chips fall where they may.(私は決断を下したので、結果はどうなろうと受け入れる)」と言うことができます。また、困難な状況に対して、「We’ve done everything we can, now we just have to let the chips fall where they may.(私たちはできることを全てやったので、後は成り行きに任せるしかない)」と言うこともできます。
「let the chips fall where they may」という慣用句は、木こりが木材を切る際に、木片(chips)が飛び散るのを気にせずに作業に集中することに由来します。このフレーズは19世紀後半のアメリカで生まれ、細かいことや結果を気にせずに、やるべきことに取り組むことを勧める表現として定着しました。
まとめると、「Let the chips fall where they may」は、文字通り「木片が落ちるところに落ちさせる」という意味ではなく、結果を気にせずに行動することや、成り行きに任せることを指します。このフレーズを使うことで、結果を受け入れる態度や状況に対する寛容さを表現することができます。
この「Let the chips fall where they may」を使って、結果を受け入れる場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
木片が落ちるところに落ちさせる。成り行きに任せる。結果がどうなろうと受け入れる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。