英語の住所表記は日本とどう違うのか?

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ネット通販や留学の書類で、英語の住所を書かないといけないとき、「順番どうするんだっけ?」と迷ったことありますよね。日本と英語の住所表記は、実は大きく逆になっているんです。

日本語では「大きなものから小さなものへ」と書きます。たとえば東京都新宿区西新宿1-1-1なら、「日本 → 東京都 → 新宿区 → 西新宿 → 番地 → 名前」の順番ですね。

一方、英語の住所は「小さなものから大きなものへ」。つまり番地から書き始めて、だんだん範囲を広げていきます。上の例なら、「1-1-1 Nishi-Shinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan」となります。最初に建物や番地が来るのが、日本人にとってはちょっと不思議に感じるかもしれません。

もうひとつの違いは「区」や「丁目」など、日本独自の区分です。英語には対応する言葉がないので、そのままローマ字で書きます。たとえば「3丁目」は「3-chome」、「北区」は「Kita-ku」のように表記されます。

郵便番号の位置にも注意が必要です。日本語では住所の前に書きますが、英語では最後に「Tokyo 160-0023, Japan」のようにつけるのが一般的です。

また、海外のフォームで「First Name」「Last Name」と入力欄が分かれているとき、英語では「Taro Yamada」のように「名 → 姓」の順番になっています。

こうして見てみると、住所ひとつとっても「ものの見方の違い」が表れています。日本は「大きな枠から順に細かく」、英語は「目の前の具体的な場所から広げていく」。書類作成などで迷ったときは、このイメージを思い出すと役に立ちます。

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