日本語の「手首」は、手と腕をつなぐ関節部分を指します。英語では「wrist」という単語が基本です。「I sprained my wrist(手首を捻挫した)」や「She wears a watch on her wrist(彼女は手首に時計をしている)」のように、日常的によく使われます。
「wrist」は体の部位を指すだけでなく、比喩的な表現にも登場します。たとえば「a slap on the wrist」という言い回しがあります。直訳すると「手首を軽くたたく」ですが、実際には「軽いおしおき」や「甘い処分」という意味です。「The company only got a slap on the wrist for breaking the rules(その会社は規則違反に対して軽い処分しか受けなかった)」のように使われます。
また、スポーツや楽器演奏の場面でも「wrist」は重要な言葉です。「wrist movement(手首の動き)」はテニスやバドミントンのショット、ドラムやピアノ演奏などの説明によく出てきます。手首の柔らかさが技術に直結するためです。
このように、「wrist」は体の関節を指すシンプルな単語ですが、日常生活、比喩、趣味やスポーツの世界まで幅広く使われています。日本語の「手首」と同じように、生活に密着した大切な表現なんですね。
