「韓国語」は英語で「Korean」と言います。「I’m studying Korean.(私は韓国語を勉強しています)」のように使いますね。「Korean」は「韓国語」という意味だけでなく、「韓国人」「韓国の〜」という意味もあり、文脈でどれを指しているのか判断します。
英語と韓国語は系統的にはまったく異なる言語です。英語はインド・ヨーロッパ語族に属し、韓国語は独立した言語と考えられています。そのため語順や文法の仕組みがかなり違います。英語は「主語+動詞+目的語」の語順ですが、韓国語は日本語と同じく「主語+目的語+動詞」が基本です。日本語を母語とする人にとっては、英語よりも韓国語の方が語順の感覚は近いといえます。
一方、語彙の面では英語と韓国語は意外なつながりがあります。たとえば「computer」「internet」「coffee」など現代的な言葉は英語からそのまま取り入れられています。また、K-POPや韓国ドラマの人気によって、逆に「oppa(オッパ、お兄さん)」や「unni(オンニ、お姉さん)」など韓国語が英語圏で使われる例も増えています。
文字に関しても特徴的です。韓国語は「ハングル」と呼ばれる表音文字を使います。英語のアルファベットと同じく音を表す文字ですが、形の仕組みがとても合理的で、世界でもユニークな文字体系とされています。
つまり「Korean」は単に「韓国語」という意味を超えて、文化交流や現代のポップカルチャーとも深く結びついた言葉です。英語でこの単語を見かけたとき、そこには言語だけでなく音楽や食べ物、流行まで含まれていると考えると、ちょっと面白いかもしれませんね。
