「マレー語」は英語で「Malay」と言います。「I’m studying Malay.(私はマレー語を勉強しています)」のように使います。「Malay」は言語名だけでなく、「マレー人」や「マレーの〜」という意味にもなります。たとえば「Malay culture(マレー文化)」「a Malay dish(マレー料理)」のように使うこともできます。
マレー語はマレーシアやブルネイ、シンガポール、インドネシアの一部などで使われており、地域によって少しずつ違いがあります。特にインドネシア語(Indonesian)は、マレー語をもとに標準化された言語なので、英語では「Malay」と「Indonesian」を別の言語として区別しますが、実際にはとても近い関係にあります。
英語の中にもマレー語から入ってきた言葉があります。たとえば「bamboo(竹)」「amok(アモック:取り乱す)」、そして「orangutan(オランウータン)」などです。「orang」は「人」、「hutan」は「森」という意味で、「orangutan」は「森の人」という意味になります。こうした単語を見ると、言葉が文化や自然と深く結びついていることがわかりますね。
また、マレー語は発音が比較的簡単で、アルファベット通りに読めば通じることが多いです。文字と音の対応が素直な点も、学習の大きなメリットと言えます。
「Malay」は単なる言語にとどまらず、東南アジアの豊かな文化や歴史を思い起こさせます。英語を通して他の言語を知ると、文化のつながりを感じられるのが面白いですね。
