日本語の「五角形」は、英語では「pentagon(ペンタゴン)」と言います。「penta-」は「5」、「-gon」は「角」を意味し、文字どおり「五つの角を持つ図形」ということです。数学の授業で出てくる基本的な図形のひとつですね。
この「Pentagon」という言葉は、アメリカの国防総省の建物の名前としても有名です。実際に建物の形が五角形になっているため、そのまま固有名詞として使われています。ニュースで「The Pentagon」といえば、「アメリカ国防総省」のことを指します。
形容詞にすると「pentagonal」という言葉になります。「a pentagonal box(五角形の箱)」のように使うと、形を具体的に表せます。
また、図形の種類を細かく表現するときには「regular pentagon(正五角形)」や「irregular pentagon(不規則な五角形)」といった言い方もします。特に数学や幾何学の場面ではよく登場します。
日常会話で「pentagon」を使う場面はあまり多くないかもしれませんが、英語の単語の成り立ちを知っておくと便利です。「penta-」は「五」を意味する接頭辞なので、「pentathlon(五種競技)」や「Pentateuch(モーセ五書)」のように、さまざまな単語に応用されています。
つまり、「五角形」は単に「pentagon」と覚えるだけでなく、その語源や派生を知ることで、英語の仕組みそのものが少し見えてきます。図形ひとつにも、言葉の広がりが感じられるのは興味深いですね。
