英語で「責任」は何て言う?「責任」に関する英語表現

スポンサーリンク

日本語の「責任」は、義務や立場、あるいは道徳的な重みを感じさせる言葉ですよね。英語では主に「responsibility(リスポンシビリティ)」がその中心的な表現です。ただし、場面によっては「duty」「accountability」「blame」など、少しずつ違う単語が使われます。

いちばん一般的なのは「responsibility」です。たとえば「I have a responsibility to help my team(チームを助ける責任がある)」のように、仕事や役割に対する義務感を表します。また、「take responsibility for~(~の責任を取る)」という言い回しもよく使われます。日本語の「責任を持つ」「責任を取る」に近い意味です。

「duty」はもう少し形式的・道徳的な響きを持ちます。「a sense of duty(義務感)」という表現があるように、社会的・職業的な「果たすべき務め」を強調するときに使われます。たとえば「It’s my duty to protect them(彼らを守るのが私の務めだ)」のような使い方です。

一方、「accountability」は「説明責任」を表す言葉で、ビジネスや政治の場でよく登場します。「The company must take accountability for its actions(その会社は行動に対して説明責任を負うべきだ)」というように、自分の行動を人に説明する義務を含みます。

そして「blame」は、何か悪いことが起きたときに「誰のせいか」を指すときの言葉です。「He took the blame for the mistake(彼はそのミスの責任を引き受けた)」のように、結果として非難を受ける意味合いが強くなります。

「responsibility」という言葉の語源には「応える(respond)」という意味があります。誰かや何かに「応える」姿勢こそ、責任の本質なのかもしれませんね。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

大岩のいちばんはじめの英文法』は、英語の基礎をしっかり固めたい方にぴったりの一冊です。中学レベルからの超基礎文法を、講義形式でわかりやすく解説。初心者でも安心して学べる内容で、受験やTOEIC、英検にも対応しています。巻末の索引も便利で使いやすいです。➡詳しく見る

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

🔎 Amazonで「英語 参考書」を検索する

コラム・雑記
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました