「自由時間」と聞くと、学校の授業と授業の間や、仕事の合間などに自分の好きなことができる時間を思い浮かべますよね。英語ではそれを「free time」と言います。とてもシンプルですが、使われ方や似た表現にはいくつか面白い違いがあります。
たとえば「I have some free time this afternoon(今日の午後は少し自由時間がある)」のように、「free time」は自分の都合で使える時間を指します。休日や放課後など、予定に縛られない時間を表すときにぴったりです。
似た言葉に「spare time」や「leisure time」もあります。「spare time」は「空いた時間」という意味で、少しだけ余裕ができたときに使われます。「I read books in my spare time(空いた時間に本を読む)」のように、短い隙間時間にする習慣を話すときに便利です。
一方「leisure time」は少しフォーマルで、「余暇」「娯楽のための時間」という響きがあります。「leisure activities(余暇活動)」や「leisure industry(レジャー産業)」のように、ゆったりした時間を楽しむことを指す表現です。
また、学校では「free period」という言い方もあります。これは授業がない時間、いわば「空きコマ」を意味します。「I have a free period after lunch(昼食のあとに空き時間がある)」という具合です。
このように、英語の「自由時間」は場面によって「free」「spare」「leisure」などを使い分けます。英語では時間の使い方で選ぶ言葉が変わります。忙しい毎日の中でも、「free time」という言葉を見つけるだけで、ちょっと心が軽くなる気がしますね。
