日本語でいう「筋トレ」は、英語ではいくつかの言い方があります。最も一般的なのは「work out(ワークアウト)」です。ジムに行って運動すること全般を指し、「I work out three times a week(週に3回筋トレしている)」のように使われます。会話では「I’m going to work out(これからトレーニングに行く)」といえば、「筋トレに行くんだな」と伝わります。
もう少し具体的に「筋肉を鍛える」という意味なら「do weight training」や「lift weights」という表現もあります。「weight」は「おもり」「バーベル」のこと。「I lift weights at the gym(ジムでウエイトトレーニングをしている)」と言えば、まさに筋トレのことです。
「strength training」という言葉もよく使われます。こちらは少し専門的で、筋力をつけるためのトレーニング全般を指します。フィットネスの指導書や健康記事などでは、「Strength training is important for maintaining muscle mass(筋肉量を維持するには筋トレが大切だ)」のように書かれます。
また、最近では「core training(体幹トレーニング)」や「resistance training(負荷を使ったトレーニング)」など、目的によって言い方を細かく分けることも増えています。
ちなみに「筋肉痛」は「muscle soreness」または「muscle ache」。よく聞く「筋肉が張ってる」は「My muscles are tight」などと表現します。
つまり、英語では「筋トレ」という一言でまとめられず、目的やスタイルによって言葉を選ぶのが自然です。日常会話では「work out」、少し専門的に話すときは「strength training」や「lift weights」。それぞれの場面や状況に応じて選んでみてください。
