「筋肉」は英語で「muscle(マッスル)」と言います。スポーツや健康の話題だけでなく、日常会話や比喩表現にもよく登場する言葉です。
たとえば、「build muscle(筋肉をつける)」「lose muscle(筋肉が落ちる)」のように使います。ジムでの会話では「I’m trying to build some muscle(筋肉を増やそうとしている)」や「My muscles are sore(筋肉痛だ)」といったフレーズが自然です。ちなみに「筋肉痛」は「muscle ache」や「sore muscles」と言います。
「muscle」は体の一部を指すだけでなく、力や影響力の比喩にも使われます。「flex your muscles」と言えば「力を誇示する」「実力を見せつける」という意味。政治やビジネスの話でも「The company is flexing its financial muscles(その会社は資金力を見せつけている)」のように使われます。
また、特定の筋肉を表す言葉もあります。「biceps(上腕二頭筋)」「abs(腹筋)」「shoulder muscles(肩の筋肉)」など、トレーニングの世界では部位ごとに詳しく区別されています。「six-pack abs(シックスパックの腹筋)」という表現もよく聞きますね。
さらに、少しユーモラスな言い方として「muscle man(マッチョな男性)」や「muscle car(パワーのある車)」といった使い方もあります。どちらも「力強さ」を象徴するイメージです。
こうして見ると、「muscle」は体の中の構造を表すだけでなく、「力」「努力」「象徴」といった意味まで広がっています。英語でこの言葉を聞いたとき、単なる「筋肉」ではなく、人間のエネルギーや意志のようなものまで感じられるのが面白いところですね。
