英語で感謝を伝えるとき、普通は「thank you」や「thanks」を使いますよね。でもカジュアルな会話では、スラングっぽい表現で「ありがとう」を言うこともあります。
たとえば「thanks a bunch」。直訳すると「山ほどありがとう」ですが、使う状況によっては本気の感謝にも、ちょっと皮肉っぽく聞こえることもあります。友達が冗談半分で何かしてくれたときに「oh, thanks a bunch!」と軽く言う感じです。
似たような表現に「thanks a ton」「thanks a million」があります。数字を大げさに使って「めちゃくちゃありがとう!」という気持ちを強調しています。特に若い人たちが気軽に使う表現です。
さらに短くして「thx」や「ty」と書くのもスラング的なお礼の仕方です。これはSNSやチャットでよく見かけます。日本語の「ありがと」を「ありがとー」や「thx!」にするような、軽いノリですね。
もう少し独特なのが「props」や「shout-out」。これは「感謝」というより「リスペクトを示す」というニュアンスで、ヒップホップ文化やSNSで広まった表現です。誰かに助けてもらったとき「props to you!」と言えば、「君に敬意!ありがとう!」という感じになります。
スラングのお礼はフォーマルな場では避けたほうがいいですが、仲のいい友達との会話やネット上では自然に使えます。英語で「ありがとう」と伝えるとき、ちょっと遊び心を入れてみると会話がぐっと楽しくなるかもしれませんね。