「締め切り」は英語で「deadline(デッドライン)」と言います。直訳すると「死の線」と少し物騒な響きですが、もともとは南北戦争のころ、囚人が越えてはいけない境界線を意味していたそうです。そこから「絶対に越えてはいけない期限」という意味で使われるようになりました。
現代では、「deadline」は仕事や学校でとてもよく使われる言葉です。「The deadline is next Friday(締め切りは来週の金曜日です)」や「I have to meet the deadline(締め切りを守らなきゃ)」のように使います。逆に締め切りを過ぎてしまった場合は「miss the deadline」と言います。
もう少し柔らかい言い方をしたいときは、「due date」も便利です。特に学校の課題や請求書など、フォーマルな場面でよく使われます。「The report is due tomorrow(レポートは明日が提出期限です)」のように、自然に使える表現です。
英語圏でも「締め切り=絶対に守るもの」という意識が強く、たとえ遅れる場合でも「Can I get an extension?(締め切りを延ばしてもらえますか?)」ときちんと確認するのがマナーです。
また、「tight deadline(きつい締め切り)」や「meet a tight schedule(厳しいスケジュールをこなす)」のように、仕事の忙しさを表す言葉としてもよく登場します。
「deadline」という言葉を聞くと、少しプレッシャーを感じるかもしれませんが、裏を返せば「目標を区切るための線」でもあります。締め切りは追われるものというより、達成のためのリズムを作る道しるべ。そう考えると、少し前向きに感じられるかもしれませんね。
