語学のモチベーションが低下した時に試したい方法

アイディア

今回は「英語や語学のモチベーションが下がった時の解決策」について紹介します。英語や外国語を勉強しないといけないけど、どうしてもモチベーションが上がらない、という時の何か参考になれば幸いです。

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達成感を得られる目標を作る

達成できない大きな目標を立ててしまうと、終わりが見えず、モチベーションが下がってしまうことがあります。そんな時は、短期目標長期目標を設定することで、学習を上手く進めることができます。

  • 長期目標
    遠い未来に達成したいこと
  • 短期目標
    近い未来に達成したいこと
    長期目標を達成するために必要な小さな目標

目標は具体的に設定することが重要で、例えば、長期目標には「TOEICスコアを800点取得する」、短期目標には「毎日単語を5個覚える」や「毎週20問リスニング問題を解く」などがあげられます。

長期目標の例
  • TOEICで○○点取得する
  • 英語で論文を書けるようになる
  • 英語のニュースを読めるようになる
  • 字幕なしで映画を見れるようになる
短期目標の例
  • 毎日、新しい単語を10個覚える
  • 毎日、スピーキング練習を20分する
  • 毎週、リスニング問題を30問解く
  • 毎月、英語の映画やドラマを1本見る

短期目標という小さな目標を達成するたびに、進歩や成功を実感することできるので、モチベーションの再向上に繋がります。

短期目標を達成することが、最終的には、長期目標の達成に繋がるわけですね。また、短期目標は、長期目標に近づくたびに適時見直して、必要に応じて変更することも大切です。そうすることによって、学習プランを調整し、より効率的に学習することができます。

学習の方法を見直す

学習方法を見直すことは、モチベーションや学習効率の向上に繋がることがあります。特に、学習が進まない時には有効です。

例えば、難しすぎる学習内容では、効率が悪化しまうことがあります。アメリカの言語学者スティーヴン・クラッシェンが提唱した「インプット仮説」によれば、少し難しいくらいの難易度が重要だと言われています。理解できる内容はおよそ70%~90%程度が適しているそうです。学習レベルを適切に調整することで、学習意欲も取り戻せるかもしれません。

言語学者のスティーヴン・クラッシェンが1970年頃に提唱した「インプット仮説」は、第二言語習得に関する理論の一つで、学習者が理解可能な入力(comprehensible input)が最も重要だとする理論です。言語習得は学習者の気分にも左右され、ストレスや学習意欲がない場合は、習得が妨げられるとも述べました。この仮説は、特にアメリカを中心に大きな影響を与えましたが、一部では否定的な意見もあります。

また、自己評価をすることも大切です。そうすることで、自分の弱点や強みを知ることができ、適した学習方法を見つけることができるからです。発音が苦手なら発音練習を、文法が苦手なら文法を説くなどの解決策が考えられます。

学習の方法を見直すことは、学習の質を向上させ、学習効率を上げることに繋がります。学習方法を見直す際の注意点などに関しては、以下の記事でもまとめています。

言語学習の方法を見直す必要性と注意点について
語学は、学習方法を見直すことも大切です。方法を変えることで、モチベーションが向上したり、学習がより効…

自分の興味から学ぶ

自分が興味を持つ分野と語学を結びつけることも有効です。

楽しんで学ぶことができ、学習効率やモチベーションを向上することができます。

例えば、好きな外国語の映画を見たり、気になるトピックの英語ツイートを読んでみるなど、学習内容を楽しくすることで、学習意欲を上げることができます。映画やツイッターは勉強になるのかという疑問もありますが、語学においては使い方次第です。外国語の映画を見ることで、話し方・発音・イントネーションなどを視覚的に学ぶことができ、リスニング能力を向上することができます。英語ツイートを読むことでは、最新の話し方・スラングなどを学ぶことができ、リーディング能力の向上が期待できます。

学習には得手不得手があるため、色々な方法を試し、自分に合った方法を見つけることが大切です。

単語学習に役立つ様々な方法 26選
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学習を共有化する

語学には独学も必要ですが、誰かと一緒に勉強したり、学習成果をシェアすることで、学習に対するモチベーションを上げることができます。

他人の注目を受けることによって、自己のパフォーマンスを向上させようとする現象を、心理学では「ホーソン効果」と呼んでいます。学習を共有することで、やらなければいけないという気持ちも高まります。

「ホーソン効果」とは、観察されていることが分かった際に、行動を修正する効果のことで、アメリカ・イリノイ州のホーソン工場で1920~1930年代に発見されました。この実験によって、周囲や上司の関心が高まると作業効率が上がることが分かったため、人は期待されると応える傾向があるとされました。ただ、一部では否定的な意見もあります。

学習の共有について、例えば、学習グループを作って学習内容を共有することで、お互いに教え合ったり、発音や文法のミスなどを指摘し合ったりすることができます。また、SNSなどで学習の記録や成果をシェアすることで、他の人がどのように学習しているのかを確認することができ、自分の学習方法を見直すきっかけにもなります。さらには、学習成果を共有して、他の人からフィードバックをもらうことで、モチベーションを上げることができるかもしれません。

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まとめ

今回は、英語や言語を学ぶのチベーションが下がった時に試したい方法、について紹介しまいた。

まとめ
  • 達成感を得られる目標を作る
  • 学習の方法を見直す
  • 自分の興味から学ぶ
  • 学習を共有化する

英語学習や外国語学習のモチベーションを上げる、何か参考になりましたら幸いです。

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