日本語の「合格」は、試験や審査などに「受かる」「認められる」という意味を持ちます。英語ではこれにあたる表現がいくつかあり、最も一般的なのは「pass(パス)」です。
たとえば「I passed the exam.(試験に合格した)」がよく使われる言い方です。逆に「落ちる」は「fail」を使い、「I failed the test.(試験に落ちた)」となります。「pass」と「fail」はセットで覚えておくと便利です。
もう少しフォーマルに言いたいときは、「I was accepted(私は合格した/受け入れられた)」という表現もあります。大学や会社の入試・採用のように、選考を経て承認される場合に使います。「I was accepted to the university(その大学に合格した)」のようになります。
また、「get into」も口語的によく使われる表現です。「I got into Harvard(ハーバードに合格した)」のように、カジュアルで自然な響きがあります。
面白いのは、「pass」という言葉がもともと「通り抜ける」「進む」という意味を持っていることです。つまり試験に「通過した」という感覚です。日本語の「合格」が「合う」「正しい」という意味を含むのに対して、英語では「通る」「進む」というイメージが中心にあるんですね。
合格を祝うときは、「Congratulations! You passed!(おめでとう、合格だね!)」や「You made it!(やったね!)」と言います。試験だけでなく、何かを達成したときにも使える言葉です。
英語での「合格」は単なる結果ではなく、「通り抜けて次の段階へ進む」という前向きなニュアンスがあります。そう考えると、結果だけでなく、その過程を含めて「pass」を味わいたくなりますね。
