学校でよく聞く「中間試験」は、英語では「midterm exam」または単に「midterm」と言います。「midterm」は「middle(中間)」と「term(学期)」を組み合わせた言葉で、直訳すると「学期の中間に行われる試験」という意味になります。たとえば「We have a midterm next week.(来週、中間試験がある)」のように使います。
アメリカの学校や大学では、1年を2学期または3学期に分けて授業を行うことが多く、「midterm」はそのちょうど中ごろに行われる試験を指します。学期の終わりに行われる試験は「final exam(期末試験)」で、この2つが成績の大きな柱になることが多いです。
面白いのは、「midterm」という言葉が教育以外でも使われることです。たとえばアメリカでは「midterm election(中間選挙)」という言葉があります。これは大統領の任期の中間に行われる議会選挙のこと。つまり「midterm」は「中間の」「途中の」という意味でも広く使える言葉なんですね。
試験に関して言えば、「take a midterm(中間試験を受ける)」「study for the midterm(中間試験の勉強をする)」のような言い回しがよく使われます。「I did well on the midterm(中間試験はうまくいった)」なども自然です。
日本語の「中間試験」はどちらかというと堅い響きがありますが、英語の「midterm」はもう少し日常的です。学生たちは「finals(期末試験)」よりも気楽に話題にすることもあります。とはいえ、どちらも学生にとっては避けて通れないイベントですね。
