「診察」は、医者が患者を見て症状を調べたり、話を聞いたりする行為を指します。英語ではこれにあたる言葉がいくつかありますが、基本となるのは「examination」と「checkup」です。
まず「medical examination(メディカル・イグザミネーション)」は、もっとも一般的で正式な言い方です。略して「exam」と言うこともあり、病院では「The doctor will give you an exam(医師が診察します)」のように使われます。医師が体を直接診たり、聴診器を当てたりする場面でよく使われます。
一方、「checkup」は定期健診や健康診断など、予防的な意味合いの強い「診察」を指します。「annual checkup(年に一度の健康診断)」や「dental checkup(歯科検診)」などがその例です。症状がなくても健康状態を確認するような場面で使われる言葉です。
また、病院でよく耳にする表現に「see a doctor」があります。これは直訳すると「医者に会う」ですが、実際には「診察を受ける」という意味で使われます。「I need to see a doctor(医者に診てもらわなきゃ)」のように使います。
さらに、「初診」「再診」といった日本的な区別は、英語では「first visit」や「follow-up visit」と表現します。たとえば「I have a follow-up appointment next week(来週、再診の予約があります)」のように使います。
つまり、「診察」を英語で言うときは、目的や状況によって「examination」「checkup」「see a doctor」「appointment」などを使い分けるのがポイントです。こうした言い方を知っておくと落ち着いて説明できますね。
