「睡眠」は英語で「sleep」と言います。使い方の幅は広く、名詞にも動詞にもなります。たとえば「I need more sleep(もっと睡眠が必要だ)」のように名詞として使ったり、「I slept well last night(昨夜はよく眠れた)」のように動詞で使ったりします。
英語では、睡眠の質や状態を表す表現も多彩です。「deep sleep(深い眠り)」「light sleep(浅い眠り)」「good sleep(よい睡眠)」などがあります。また、「fall asleep」は「眠りにつく」、「stay asleep」は「眠り続ける」、「wake up」は「目を覚ます」というふうに、日常の動作を細かく表せます。
少し面白いのが、「nap」という言葉です。これは「昼寝」を意味します。「take a nap(昼寝をする)」は短時間の休息を表します。アメリカでは「power nap(パワーナップ)」という表現もあり、仕事の合間に10〜20分だけ眠ることを指します。短い睡眠でも頭がすっきりするという考え方です。
また、「sleepy(眠い)」「asleep(眠っている)」という形容詞の違いにも注意が必要です。「I’m sleepy」は「眠い」という状態を表し、「He’s asleep」は「彼は寝ている」という意味になります。似ているけれど使い方が異なるので、英語学習ではよく混同されるポイントです。
そのほかにも、「sleep like a baby(赤ん坊のようにぐっすり眠る)」や「lose sleep over something(心配で眠れない)」のような比喩もあります。睡眠は生きるうえで欠かせないものだからこそ、多くの言い回しがあるのかもしれませんね。
