英語で「塩」を使った表現を見てみよう!

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塩は料理に欠かせない調味料ですが、英語の表現でも大切な役割を果たしています。

たとえば「worth one’s salt」。直訳すると「その人の塩の価値がある」ですが、意味は「有能である」「役に立つ人」。昔は塩がとても貴重で、労働者に塩で給料を払うこともあったため、そこから「働きに見合う人」という意味になったといわれています。

また、「take something with a grain of salt」という表現もよく使われます。直訳は「ひとつまみの塩と一緒に受け取る」ですが、意味は「話をそのまま信じすぎない」「割り引いて考える」。塩が料理の味を整えるように、情報もそのまま受け取らず調整する、という感覚ですね。

「the salt of the earth」という言い回しは「素朴で誠実な人」を指します。聖書にも登場する表現で、塩のように社会にとって欠かせない人を讃える言葉です。

一方で「rub salt into the wound(傷口に塩をすりこむ)」という表現もあります。これは「相手の痛みをさらに大きくする」「傷ついている人を追い打ちする」という意味。日本語の「泣きっ面に蜂」に近いイメージです。

塩は料理を引き立てる存在であると同時に、人間関係や価値観を映し出す言葉としても使われてきました。次に食卓で塩をひとふりするとき、こんな英語表現を思い出してみると、調味料がちょっとした言葉のスパイスに感じられるかもしれませんね。

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