英語で「スープ」を使った表現を見てみよう!

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スープは体をあたためる料理ですが、英語でもユニークな比喩として使われています。

たとえば「from soup to nuts」という表現。これは「スープからナッツまで」、つまりフルコースの最初から最後までを指し、「最初から最後まで」「全部ひっくるめて」という意味になります。アメリカではディナーの始まりにスープ、締めにナッツを出す習慣があったことが背景にあります。

また、「too many cooks spoil the broth(料理人が多すぎるとスープを台無しにする)」ということわざも有名です。日本語の「船頭多くして船山に登る」と同じで、人が関わりすぎると物事がうまくいかない、という教訓を伝えています。

「in the soup」という表現も面白いですね。直訳すると「スープの中にいる」ですが、意味は「困った状況にある」「面倒に巻き込まれている」。ぐつぐつ煮込まれて動けない様子をイメージすると理解しやすいかもしれません。

さらに、現代的には「alphabet soup」という言葉もよく使われます。これはアルファベットが散らばったスープのように「略語や頭文字だらけで分かりにくいもの」を指します。IT用語や官庁の名称を説明するときによく登場します。

スープはシンプルな料理ですが、英語の表現では「始まりから終わり」「トラブル」「複雑さ」といった多彩な意味を担っています。次にスープを口にするとき、こうした言葉を思い出すと、体だけでなくことばの世界もじんわり温まるかもしれませんね。

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