ネガティブな単語を学ぶ3つのメリット【言語学習】

猫

今回は「ネガティブな単語を学ぶメリット」をご紹介します。ネガティブな言葉は、暗い気持ちになったり、人を傷つけたりすることもありますが、学ぶことで得られるメリットも少なくありません。みなさんの語学や生活の一助になれば幸いです。

スポンサーリンク

ネガティブな感情に対処できる

ネガティブな単語を学ぶことで、自分の感情や状態をより正確に伝えることができます。

例えば、英語のfrustratedとdisappointedは、どちらも「失望した」という意味がありますが、frustratedが望んでいた結果を達成できない「不満・いら立ち・怒り」を表しているのに対し、disappointedは「失望・落胆・落ち込み」を表しています。辞書によってはどちらも「失望した」と書かれていることもありますが、これらを使い分けることによって、自分の心境や感情をよりリアルに伝えることができます。

恐怖や憂うつなどのネガティブな感情は、人間や生き物が生き抜くために獲得した大切な機能です。ネガティブな単語を学ぶことで、自分が抱えている悩みやトラブルを具体的に言語化できれば、上手く対処して解決に導くことができるかもしれません。

相手の気持ちを理解しやすくなる

ネガティブな単語を学ぶことで、相手の気持ちをより正確に理解することができます。

それによって、相手が何か悩みを抱えている時に、手助けしてあげることができるかもしれません。

例えば、話し相手が「I’m angry」と言った場合は、怒っているんだなということが分かりますが、「I’m enraged」や「I’m furious」と言ったなら、「すごく怒っている」ことが理解でき、相手が怒っている度合いをより正確に理解することができます。

  • angry(怒った)
  • enraged(ひどく怒った)
  • furious(怒り狂った)

ネガティブな単語を覚えることで、自分自身だけでなく他人を理解する助けにもなり、より適切な対応や、サポートをすることができるかもしれません。

表現力を豊かにすることができる

ネガティブな表現を学ぶと、語彙が増えるので、より表現が豊かになるというメリットもあります。

例えば、sad(悲しい)よりも強い悲しみを表す形容詞には、devastated(打ちのめされた)やheartbroken(深く傷ついた)などがあります。sadだけでなく、さまざまな感情の程度を表す単語を使い分けることで、より豊かな表現が可能になり、語学力向上にも繋がります。また、お互いに適したワードを選択することで、会話がより具体的になり、コミュニケーションもスムーズになります。

まとめ

今回は、言学において、ネガティブな単語を学ぶメリットについてご紹介しました。

ネガティブな単語を学ぶことで得られるメリットは多岐にわたります。

まとめ
  • ネガティブな感情に対処できる
  • 相手の気持ちを理解しやすくなる
  • 表現力を豊かにすることができる

ネガティブな言葉は、自分や他人を傷つけてしまうこともあるかもしれませんが、しっかりと学ぶことで、自分が悩みを抱えている時に上手く対処したり、相手に何か手助けすることができるかもしれません。ポジティブ思考でネガティブワードを学びたいですね。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

言語学習
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました