このシリーズでは、よく使われるスペイン語のフレーズを解説しています
今回はスペイン語フレーズ「No me gusta mucho」について解説します。
「No me gusta mucho」はスペイン語で「あまり好きではありません」という意味です。自分の好みをやんわりと否定する表現で、英語の「I don’t like it very much.」に相当します。強く否定するのではなく、やや控えめなニュアンスで伝えたいときに便利なフレーズです。
このフレーズがどのように使われるか、簡単な会話例を見てみましょう。
A: ¿Te gusta el café?
(コーヒーは好き?)
B: No me gusta mucho. Prefiero el té.
(あまり好きじゃないな。お茶のほうが好き。)
使われているスペイン語の単語について解説します。
- No: 否定を表す単語。「〜ではない」という意味。
- me: 代名詞「私に」を意味し、動詞「gustar」とともに使われます。
- gusta: 動詞「gustar(気に入る、好き)」の三人称単数形。「〜が私にとって好ましい」という意味。
- mucho: 「とても」「たくさん」という意味。ここでは「No」と組み合わせることで「それほど〜ではない」というニュアンスを作ります。
スペイン語で「好きではない」ことを伝えるフレーズは他にもあります。
- No me gusta.
好きではありません。 - No me gusta nada.
全く好きではありません。 - No soy fan de eso.
それのファンではありません。 - Prefiero otra cosa.
別のもののほうが好きです。
スペイン語の「No me gusta mucho」の関連フレーズも見てみましょう。
- Me gusta un poco.
少し好きです。 - Me gusta bastante.
結構好きです。 - Me encanta.
大好きです。 - No está mal.
悪くはないです。
「No me gusta mucho」は、自分の好みをやんわり伝えるときに役立つ便利なフレーズです。このフレーズを覚えて、スペイン語での会話に役立ててください。
実際の発音もチェックしてみてください
No me gusta mucho
(あまり好きではない)
(あまり好きではない)