A feather in one’s cap.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#59

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「A feather in one’s cap」です。

「A feather in one’s cap」は、直訳すると「帽子の羽飾り」となりますが、実際には「誇りとなる業績」「名誉や栄誉」「自慢の種」という意味になります。

このフレーズは、何か特別な功績や成功を収め、それが自分の誇りになることを表現する際に使われます。

例えば、競技大会で優勝したときに、「Winning the championship is another feather in her cap.(選手権で優勝することは、彼女にとってまた一つの名誉となる)」と言うことができます。また、大きなプロジェクトを成功させたときに、「Completing the project on time was a real feather in his cap.(プロジェクトを時間通りに完了させたのは、彼にとって大きな誇りとなる業績だった)」と言うこともできます。

「A feather in your cap」の由来は、昔の欧米文化において、勇気や功績を称えるために、帽子や頭飾りに羽根を挿す習慣からきています。羽根は勇敢さや栄誉の象徴であり、多くの羽根を持つことが名誉とされていました。このフレーズは、アメリカ独立戦争時の歌『Yankee Doodle(ヤンキードゥードゥル)』で広く知られるようになりました。その歌詞の内容は、羽根を帽子に挿すだけでオシャレを装おうとする態度を嘲笑するというものでした。これによって広く英語圏に知れ渡り、自慢を表す慣用句として定着しました。

まとめると、「A feather in one’s cap」は、文字通り「帽子の羽飾り」という意味ではなく、誇りとなる業績や自慢できる成果を指します。このフレーズを使うことで、特別な成功や功績を表現することができます。

この「A feather in one’s cap」を使って、誇らしい業績や名誉を称える場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

A feather in one’s cap.
帽子の羽飾り。誇りとなる業績。名誉や栄誉。自慢の種。
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