今回のフレーズは「Fit as a fiddle」です。
「Fit as a fiddle」は、直訳すると「バイオリンのように健康」という意味ですが、実際には「非常に健康な」「体調が良い」という意味になります。
このフレーズは、誰かが非常に健康で、活力に満ちていることを表現する際に使われます。
例えば、自分が体調が良いときに、「I feel fit as a fiddle after my morning run.(朝のランニングの後、体調がすこぶる良い)」と言うことができます。また、健康診断の結果が良好だったときに、「After my check-up, the doctor said I’m fit as a fiddle.(健康診断の後、医者は私にとても健康だと言った)」と言うこともできます。そのほかにも、友達が体調を心配してくれたときに、「Don’t worry about me, I’m fit as a fiddle.(私のことは心配しないで、元気だから)」と返すこともできます。
「Fit as a fiddle」という慣用句は、バイオリンが適切な状態に保たれていなければ望ましい音が出せないことに由来しています。「fit」という単語はもともと「適切な」「ふさわしい」という意味で、身体的な健康を指すものではありませんでした。「fiddle(フィドル)」はバイオリンのことです。この表現は、1600年代頃から使われ始め、誰かが健康で元気である様子を指すようになりました。
まとめると、「Fit as a fiddle」は、文字通り「バイオリンのように健康」という意味ではなく、非常に健康で元気な状態を指します。このフレーズを使うことで、誰かの健康状態が良好であることを表現することができます。
この「Fit as a fiddle」を使って、誰かの健康や元気さを表現する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
バイオリンのように健康。非常に健康な。体調が良い。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。