「涼しい」は、気温が心地よく感じるときに使う言葉ですよね。英語ではこれにあたる表現がいくつかあり、状況によって言い方が変わります。いちばん基本的なのは「cool」です。
「cool」は単に温度が低いだけでなく、「気持ちいいくらいの涼しさ」を表します。「It’s cool today.(今日は涼しいね)」や「The evening air feels cool.(夕方の空気が涼しく感じる)」といった言い方が自然です。「cold」はもっと気温が低く、「寒い」に近いので、涼しいときは「cool」を選ぶのがポイントです。
また、風が心地よいときは「breezy(風があってさわやか)」という表現も使われます。「It’s a nice breezy afternoon.(風が気持ちいい午後だ)」のように、爽やかさを含んだ言い方です。「refreshing(さわやかな)」もよく使われ、「a refreshing breeze(さわやかな風)」や「The air feels refreshing(空気がすがすがしい)」のように言うと、単なる温度の話ではなく、気分のよさまで伝わります。
さらに、比喩的に「涼しい顔」「落ち着いた様子」という意味で使うなら、「calm」や「composed」などが合います。「He stayed cool under pressure.(彼はプレッシャーの中でも落ち着いていた)」のように、感情面での「涼しさ」を表すこともできます。
つまり、英語の「涼しい」は単に「cool」だけではなく、「breezy」「refreshing」「calm」など、場面や感覚によってさまざまに言い換えられます。
