「災害」は英語で一般的に「disaster(ディザスター)」と言います。自然災害も人為的な事故も含めて、大きな被害をもたらす出来事を指す言葉です。たとえば「natural disaster(自然災害)」や「man-made disaster(人為的災害)」のように使われます。
自然災害にはそれぞれ固有の英単語があります。「earthquake(地震)」「flood(洪水)」「typhoon(台風)」「tsunami(津波)」「volcanic eruption(火山の噴火)」などが代表的です。ちなみに「tsunami」は日本語がそのまま英語になった言葉で、世界中で使われています。
「disaster」はニュースや報告書などでよく聞く言葉ですが、日常会話でも比喩的に使われることがあります。たとえば「My cooking was a disaster!(料理が大失敗だった!)」のように、「とんでもなくうまくいかなかった」という意味でも使われます。
災害の後の状況を表すときには、「damage(被害)」「recovery(復旧)」「rescue(救助)」「relief(支援)」などの言葉もよく使われます。「disaster relief(災害支援)」や「recovery efforts(復興活動)」など、ニュースや報道で見かける表現です。
また、英語では「preparedness(備え)」という言葉も大切にされます。「disaster preparedness(災害への備え)」は、事前にどのように対応するかを意味します。日本語でも防災という考え方がありますが、英語でも「Be prepared(備えておこう)」という意識が重視されています。
こうして見ていくと、「disaster」という言葉には、恐ろしさだけでなく、「人がどう向き合い、立ち直るか」という姿勢まで含まれていることがわかりますね。
