日本語の「期末試験」は、学期の終わりに行われるまとめのテストのことですね。英語では「final exam(ファイナル・イグザム)」または「final test」と言います。学校や大学では特に「final exam」という表現が一般的です。
たとえば、「I have my final exams next week.(来週は期末試験があります)」のように使います。複数の科目がある場合は「finals」と複数形にして、「I’m studying for my finals(期末試験の勉強をしている)」という言い方もよく聞きます。
ちなみに、学期の途中で行われる「中間試験」は「midterm exam(ミッドターム・イグザム)」です。アメリカの学校では「midterm」と「final」はおなじみのセット。日本語の「中間・期末」にぴったり対応しています。
また、大学では「final paper(期末レポート)」という形で試験の代わりに論文を提出することもあります。教授が「Your final will be a paper.(期末はレポート提出になります)」と言うこともあるので、試験とは限らないんですね。
面白いのは、「final」という言葉がもつ緊張感です。学生たちは「final week(期末試験期間)」になると忙しくなり、「I’m so stressed about finals(期末試験が不安でストレスがたまる)」という言葉が飛び交います。日本の学生と同じように、世界中の学生がこの時期になると勉強に追われているわけです。
「期末試験」は英語にしても、やはり学びの節目を感じさせる言葉です。「final」は「最後」という意味ですが、次のステップに進むための区切りでもあります。そう考えると、少しだけ前向きな気持ちで迎えられるかもしれませんね。
