「遠足」は、学校やグループで出かける楽しい行事というイメージがありますよね。英語では「遠足」に対応する言葉がいくつかありますが、場面によって使い分けるのがポイントです。
いちばんよく使われるのは「field trip(フィールドトリップ)」です。特に学校の行事で使われ、「We went on a field trip to the museum(博物館へ遠足に行きました)」のように言います。アメリカやイギリスでは、授業の一環として行う学習目的の外出を「field trip」と呼びます。日本語の「社会科見学」にも近いニュアンスです。
もう少し気軽なお出かけであれば「outing」や「excursion」という言葉も使われます。「outing」は短時間の外出やレクリエーション的な遠足を指し、「family outing(家族のおでかけ)」や「school outing(学校の遠足)」などの形で使えます。「excursion」は少しかしこまった響きがあり、観光や旅行の一部として行われる小さな旅を表すことが多いです。「boat excursion(ボート遠足)」のように言います。
また、幼稚園や小学校での「ピクニック型の遠足」はそのまま「picnic」とも言います。「We had a school picnic at the park(公園で学校のピクニックをしました)」のように、食事や遊びが中心の場合に使います。
つまり、「遠足」といっても英語では目的や雰囲気によって「field trip」「outing」「excursion」「picnic」などを使い分けます。学びが目的なら「field trip」、楽しみが中心なら「outing」や「picnic」と覚えておくと便利です。
