「予防」は英語で「prevention(プリベンション)」と言います。何か悪いことが起こる前に防ぐ、という意味です。「disease prevention(病気の予防)」や「fire prevention(火災予防)」など、医療や安全に関する場面でよく使われます。
動詞では「prevent(防ぐ)」を使います。「to prevent accidents(事故を防ぐ)」や「to prevent infection(感染を防ぐ)」のように、行動を通して何かを未然に止めるときに使われる表現です。「stop」と似ていますが、「prevent」は「起こる前に止める」という点がポイントです。
医療の世界では「preventive」や「preventative」という形容詞もよく登場します。「preventive medicine(予防医学)」「preventive care(予防医療)」のように、健康を守るための取り組みを指します。また、日常的には「precaution(予防策・用心)」という単語も使われます。「take precautions against colds(風邪の予防をする)」のように、注意や対策を意味する柔らかい表現です。
もう少しカジュアルに言いたいときは、「be careful(気をつける)」や「take care not to~(~しないように気をつける)」なども予防の考え方に近い言葉です。たとえば「Take care not to get sick(風邪をひかないようにね)」は、友人へのやさしい予防の声かけです。
英語の「prevention」は、単に「防ぐ」というより、「前もって備える」という前向きなイメージがあります。だからこそ「Prevention is better than cure(予防は治療にまさる)」ということわざがあるんですね。
