今回のフレーズは「Break a leg」です。
「Break a leg」は、直訳すると「足を折れ」となりますが、実際には「頑張って」「幸運を祈る」という意味になります。
このフレーズは、特に舞台役者やパフォーマーに対して、幸運や成功を祈る表現として使われています。足を折れというのは一見攻撃的に聞こえますが、実際は、逆説的な形で幸運を祈るために使われています。
例えば、これから演劇の舞台に立つ友人に、「Break a leg at tonight’s performance!(今夜の公演の成功を祈るよ!)」と言うことができます。
また、試験や面接などでも、「Good luck on your exam! Break a leg!(試験頑張って、成功を祈るよ!」というように言うこともできます。
また、大切なプレゼンを控えている同僚に、「You’re going to do great! Break a leg!(君なら絶対うまくいくよ!頑張ってね!)」と言うこともできます。
このフレーズの由来には諸説ありますが、一般的には逆説的なおまじないとして使われていたと言われています。舞台裏で「幸運を祈る」と言うと不運を招くと信じられていたため、わざと「足を折れ」と言うことでその逆を願ったのだとか。結果的に、幸運を祈る迷信的な表現として、広く使われるようになりました。
まとめると、「Break a leg」は、文字通り「足を折れ」という意味ではなく、誰かに成功を祈る激励の言葉として使われます。特に舞台や公演の前に出演者やスタッフに対して使われますが、試験や面接など、成功を願うさまざまな場面でも幅広く使われます。
この「Break a leg」を使って、誰かを応援する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
頑張って。幸運を祈る。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。