Take something with a grain of salt.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#128

スポンサーリンク
このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Take something with a grain of salt」です。

「Take something with a grain of salt」は、直訳すると「何かを一粒の塩と一緒に取る」となりますが、実際には「話半分に聞く」「疑ってかかる」「鵜呑みにしない」という意味になります。

このフレーズは、情報や話を完全に信じず、慎重に受け取るべきだと表現する際に使われます。

例えば、友人が噂話をしているときに、「I heard John is moving to Europe, but I’d take that with a grain of salt.(ジョンがヨーロッパに引っ越すって聞いたけど、話半分に聞いたほうがいいよ)」と言うことができます。また、インターネット上での情報に対して、「You should take online reviews with a grain of salt.(ネットのレビューは鵜呑みにしないほうがいい)」と言うこともできます。

このフレーズの由来には諸説ありますが、最も有名な説は古代ローマの学者プリニウスによるものです。彼は著書『博物誌』の中で、毒を中和するために「一粒の塩(英語:a grain of salt, ラテン語:addito salis grano)」を加えることを記述しました。というのも、塩を加えることで味が良くなり、飲みやすくなるからです。その後、比喩的に何かを懐疑的に受け止めることを意味するようになりました。

まとめると、「Take something with a grain of salt」は、文字通り「一粒の塩と一緒に取る」という意味ではなく、情報や話を完全に信じずに慎重に受け取ることを指します。このフレーズを使うことで、何かを疑いながら受け取る姿勢を表現することができます。

この「Take something with a grain of salt」を使って、情報や話を慎重に受け取る場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Take something with a grain of salt.
話半分に聞く。
スポンサーリンク

このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

ことわざ・格言
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました