Two heads are better than one.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#135

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Two heads are better than one」です。

「Two heads are better than one」は、直訳すると「2つの頭は1つよりも良い」となりますが、実際には「1人より2人の方が良い」「協力すればより良い結果が得られる」という意味になります。

このフレーズは、問題解決やアイデア出しにおいて、複数の人が協力することの利点を表現する際に使われます。

例えば、難しい問題に直面したときに、「Let’s work on this project together. After all, two heads are better than one.(このプロジェクトを一緒に取り組もう。やっぱり2人でやるほうが1人よりも良いよ)」と言うことができます。また、新しいアイデアを考える場面で、「We should brainstorm together because two heads are better than one.(2人で考える方が1人よりも良いので、やっぱり一緒にブレインストーミングした方がいい)」と言うこともできます。

「Two heads are better than one」という言葉の起源は非常に古く、例えば聖書や古代ギリシャの文学作品にまでさかのることができます。例えば、聖書の『伝道の書』(紀元前10世紀頃、別名:コヘレトの言葉)には、「ふたりは一人よりもまさる」という一節があります。また、古代ギリシャのホメロスの作品『イリアス』(紀元前8世紀頃)にも同様の考え方が見られます。英語のフレーズは、16世紀頃に、イギリスの作家であるジョン・ヘイウッド(John Heywood)によって初めて使用されたそうです。このように、協力することが良い結果をもたらすという考え方は古くからあり、普遍的な教訓としてとして受け入れられてきました。

まとめると、「Two heads are better than one」は、文字通り「2つの頭は1つよりも良い」という意味ではなく、協力して問題を解決することのメリットを強調する表現です。このフレーズを使うことで、協力の重要性やチームワークの価値を伝えることができます。

この「Two heads are better than one」を使って、協力して何かを達成する場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Two heads are better than one.
1人より2人の方が良い。
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