Zero tolerance.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#150

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Zero tolerance」です。

「Zero tolerance」は、直訳すると「ゼロ寛容」となりますが、実際には「厳格に対処する」「絶対に容認しない」という意味になります。

このフレーズは、特定の行為や行動に対して厳格に対応し、全く許容しないことを表現する際に使われます。

例えば、ハラスメントに関して、「Our company has a zero tolerance policy for harassment.(当社はハラスメントに対して一切容認しない方針を取っている)」と言うことができます。また、学校でのいじめに対して、「The school has zero tolerance for bullying.(学校はいじめに対して一切容認しない)」と言うこともできます。

「ゼロ・トレランス」というフレーズは1970年代のアメリカで生まれ、不正行為や犯罪に厳格に対処し、情状酌量の余地を全く与えない方針を表しています。特に、学校や職場、法執行機関などで、特定の行為に対して一切の妥協を許さず、厳しい処罰や対策を講じることを示すために使われるようになりました。日本でも、教育分野におけるゼロ・トレランス方式(zero-tolerance policing)について議論がされています。

まとめると、「Zero tolerance」は、文字通り「ゼロ寛容」という意味ではなく、特定の行為や行動に対して厳格に対応し、全く許容しないことを指します。このフレーズを使うことで、厳しい対処方針や態度を表現することができます。

この「Zero tolerance」を使って、厳格な方針や態度を示す場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Zero tolerance.
厳格に対処する。絶対に容認しない。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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