A bad penny always turns up.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#158

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「A bad penny always turns up」です。

「A bad penny always turns up」は、直訳すると「悪貨は必ず戻る」となりますが、実際には「厄介事は何度も現れる」という意味になります。

このフレーズは、嫌なことや人物が繰り返し現れることを表現する際に使われます。

例えば、嫌いな人と再会したときに、「I thought I’d seen the last of him, but a bad penny always turns up.(もう会わないと思っていたのに、あの厄介者がまた現れた)」と言うことができます。また、過去の問題が再び浮上したときに「No matter how much we try to avoid it, a bad penny always turns up.(どれだけ避けようとしても、問題は必ず再び現れる)」と言うこともできます。

「bad penny」という言葉は、もともと偽造されたり価値の低いペニー硬貨を指していました。誰もがこれらの悪質な硬貨を早く使いたかっため、再び流通に戻り、みんなの手元に戻ることがよくありました。こうした経験から、「A bad penny always turns up.(悪いペニーは必ず戻ってくる)」という表現が生まれました。

まとめると、「A bad penny always turns up」は、文字通り「悪貨(悪いペニー)は必ず戻ってくる」という意味ではなく、厄介な人や問題が再び現れることを指します。このフレーズを使うことで、避けたい状況や人物がいつまでもなくならないことを表現することができます。

この「A bad penny always turns up」を使って、嫌なことや困った人物が再び現れる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

A bad penny always turns up.
悪貨は必ず戻る。厄介事は何度も現れる。
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