今回のフレーズは「Blood is thicker than water」です。
「Blood is thicker than water」は、直訳すると「血は水よりも濃い」となりますが、実際には「家族の絆は他人より強い」という意味になります。
このフレーズは、血縁関係は他の人間関係よりも強いことを表現する際に使われます。
例えば、友達と家族の間で選択を迫られたときに、「I have to help my brother; blood is thicker than water.(兄を助けなければならない。家族の絆は他の絆よりも強い)」と言うことができます。
また、家族のために何かを犠牲にするときに、「She chose her family over her career because blood is thicker than water.(彼女は家族のためにキャリアを犠牲にした。家族の絆は他の絆よりも重要だから)」と言うこともできます。
使われている単語を見てみると、「blood」は「血液」という意味ですが、ここでは「血縁関係」のことを表しています。「thicker than」は「より濃い」という比較級ですが、ここは「関係がより強い」ことを指しています。また、「water」は「水」という意味ですが、ここでは比喩的に「非血縁者、他人」を表現しています。
このフレーズの由来は古く、12世紀頃のドイツのことわざ「Blut ist dicker als Wasser」に由来します。当時から家族の絆の重要性を強調するために使われていました。その後、英語圏でも広く使われるようになりました。
まとめると、「Blood is thicker than water」は、文字通り「血は水よりも濃い」という意味ですが、家族の絆が他の人間関係よりも強いことを指します。このフレーズを使うことで、家族のために取る行動や決断を正当化することができます。
この「Blood is thicker than water」を使って、家族の絆の強さを表現する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
血は水よりも濃い。家族の絆は他人より強い。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。