All is grist that comes to the mill.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#173

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「All is grist that comes to the mill」です。

「All is grist that comes to the mill」は、直訳すると「製粉所に来るものはすべて穀物である」となりますが、実際には「すべてのものは役に立つ」「すべては糧となる」という意味になります。

このフレーズは、どんな情報や出来事も何らかの形で役立つということを表現する際に使われます。

例えば、困難な状況で前向きに捉える際に「She sees every challenge as an opportunity for growth. To her, all is grist that comes to the mill.(彼女はすべての挑戦を成長の機会と捉える。彼女にとって、どんな経験も役立つ)」と言うことができます。また、異なる背景を持つ人々が集まる際に「With such a diverse team, all is grist that comes to the mill.(多様なチームだからこそ、すべてが役立つ)」と言うこともできます。ほかにも、ライターが取材で集めた情報が思わぬ形で役立つ場合、「Even the smallest details can be useful in writing. All is grist that comes to the mill.(どんな小さな情報でも執筆に役立つ。すべてが役立つ)」と言うことができます。

「all is grist that comes to the mill」の由来は、製粉所に届くすべての穀物は、収益の源になるという考えからきています。「grist」とは「製粉用の穀物」のことで、粉にする準備が整った穀物を指します。「mill」は「製粉所」や「粉挽き場」のことを指します。かつて、製粉所に届くすべての穀物は、品質に関係なくすべて製粉され、利益をもたらすものでした。このことから、「どんなものでも役に立つ」という意味が生まれました。

まとめると、「All is grist that comes to the mill」は、文字通り「製粉所に来るものはすべて穀物である」という意味ではなく、どんなものでも最終的には役立つことを指します。このフレーズを使うことで、どんな状況でもポジティブに捉え、役立てる姿勢を表現することができます。

この「All is grist that comes to the mill」を使って、どんな経験や出来事も前向きに捉える場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

All is grist that comes to the mill.
すべてのものは役に立つ。
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