Comparisons are odious.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#200

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Comparisons are odious」です。

「Comparisons are odious」は、直訳すると「比較は嫌悪すべき」となりますが、実際にも「比較は不快である」や「比較は無意味である」という意味になります。

このフレーズは文字通り、何かを比較することが役に立たないか不快であることを表現する際に使われます。

例えば、何でも比べる人に対して、「Comparisons are odious.(比較は憎ましい)」と言うことで、比較への嫌悪感を示すことができます。また、誰かが他人と比較して落ち込んでいるときに、「Don’t compare yourself to others. Comparisons are odious.(他人と自分を比較しないで。比較は不快なものだよ)」と言うこともできます。

「Comparisons are odious」の由来は、15世紀にイギリスの詩人であるジョン・リドゲート(John Lydgate)が著書の中で「Odyous of olde been comparisonis, And of comparisonis engendyrd is haterede.(古くから比較は嫌悪されてきた。比較から生まれるのは憎しみである)」と表現したことからきています。その後、シェイクスピアやミゲル・デ・セルバンテスといった著名な作家たちにも引用され、広く知られるようになりました。このことわざは、比較によって不当な評価や不必要な競争心が生まれることを戒める意味を持っています。

まとめると、「Comparisons are odious」は、文字通り「比較は嫌なものだ」という意味で、比較することの不適切さや無意味さを指します。このフレーズを使うことで、自分自身や他者との比較を控えるように促すことができます。

この「Comparisons are odious」を使って、比較が無意味な場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Comparisons are odious.
比較は嫌悪すべき。
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