今回のフレーズは「Every stick has two ends」です。
「Every stick has two ends」は、直訳すると「すべての棒には両端がある」となりますが、実際には「物事には必ず二面性がある」「どんな事にも良い面と悪い面がある」という意味になります。
このフレーズは、どんな状況や問題にも異なる側面があることを強調する際に使われます。
例えば、ある決定が良い面と悪い面の両方を持つ場合、「Moving to a new city for a job can be exciting but also challenging. Every stick has two ends.(新しい街に仕事のために引っ越すことはワクワクする反面、挑戦でもある。どんな事にも二面性がある)」と言うことができます。また、新しいプロジェクトを始める際にその利点と欠点を考慮する場合、「Starting a new business is risky but can be very rewarding. Every stick has two ends.(新しいビジネスを始めることはリスクがあるが、大きな報酬も得られる可能性がある。どんな事にも二面性がある)」と言うこともできます。
「Every stick has two ends」の由来は、文字通り、棒には必ず2つの端があるというシンプルな事実から生まれたとされています。正確な起源は不明で、さまざまな文化や言語にルーツがあることが示唆されていますが、Wiktionaryなどによればロシアのことわざかもしれません。19~20世紀頃から広く使われるようになり、物事は単純な善悪や正誤では判断できない複雑さを表現するために用いられています。類似表現には「Every coin has two sides.(すべてのコインには表と裏がある)」があります。
まとめると、「Every stick has two ends」は、文字通り「すべての棒には両端がある」という意味ですが、実際には物事には必ず二面性があることを指します。このフレーズを使うことで、どんな状況や決定にも良い面と悪い面が存在することを示すことができます。
この「Every stick has two ends」を使って、物事の二面性を理解する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
すべての棒には両端がある。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。