Hindsight is twenty-twenty.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#252

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Hindsight is twenty-twenty」です。

「Hindsight is twenty-twenty」は、直訳すると「後知恵は視力が良い」となりますが、実際には「後からなら何とでも言える」という意味になります。

このフレーズは、物事が終わってから振り返ると、何が正しかったか、どうすべきだったかが明確に見えるという状況を表現する際に使われます。

例えば、失敗したプロジェクトについて話すときに、「We should have taken a different approach, but hindsight is twenty-twenty.(別の方法を取るべきだったけど、後からなら何とでも言える)」と言うことができます。また、過去の決断を後悔している友達に、「Don’t be too hard on yourself; hindsight is twenty-twenty.(そんなに自分を責めないで、後知恵は誰でも賢いものだよ)」と慰めることもできます。

「Hindsight is twenty-twenty」もしくは「Hindsight is 20/20」で使われている「hindsight」は「後知恵」という意味があります。また、「twenty-twent(20/20)」は、日本の視力検査の「1.0」に該当し、「視力が正常な/良い」という形容詞として使われています。なぜ英語では「20」なのかというと、20フィート(約6メートル)離れた距離で視力検査を行うことに由来しているからです。つまり、この表現には、後で振り返ると全てが明確に見えるという意味が込められています。別の言い方には「With twenty-twenty hindsight(結果論だが…/後になって振り返ると…)」もあります。

まとめると、「Hindsight is twenty-twenty」は、文字通り「後知恵はいつも20/20」という意味ではなく、後になってから物事をはっきり理解できることを指します。このフレーズを使うことで、物事が終わった後での反省や気づきを表現することができます。

この「Hindsight is twenty-twenty」を使って、過去の出来事や決断について振り返る場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Hindsight is twenty-twenty.
後知恵は視力が良い。後からなら何とでも言える。
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