今回のフレーズは「Hope springs eternal」です。
「Hope springs eternal」は、直訳すると「希望は永遠に湧き出る」となりますが、実際には「人は常に希望を持つものである」という意味になります。
このフレーズは、困難な状況でも人々が希望を持ち続けることを表現するために使われます。
例えば、挑戦をし続ける人に、「Even after many failures, he keeps trying. Hope springs eternal.(何度も失敗しても彼は挑戦し続ける。希望は永遠に湧き出る)」と言うことができます。また、闘病生活をしているときに、「Despite her long illness, she believes she will get better someday. Hope springs eternal.(彼女は長い闘病生活にもかかわらず、いつか良くなると信じている。希望は永遠に湧き出る)」と言うことができます。
「Hope springs eternal」の由来は、18世紀のイギリスの詩人であるアレキサンダー・ポープ(Alexander Pope)の詩『人間論』(An essay on man, 1732-1734年)からきています。もともとの文は「Hope springs eternal in the human breast(希望は人間の胸に永遠に湧き出る)」というもので、時間の経過とともに「Hope springs eternal」と短縮され、広く使われるようになりました。このフレーズの本来の意味は、人々が困難な状況にあっても、希望や楽観を持ち続ける傾向があることを表しています。
まとめると、「Hope springs eternal」は、文字通り「希望は永遠に湧き出る」という意味ですが、人は常に希望を持ち続けることを指します。このフレーズを使うことで、どんなに困難な状況でも希望を捨てないことを表現することができます。
この「Hope springs eternal」を使って、希望を持ち続けることの大切さを伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
希望は永遠に湧き出る。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。