今回のフレーズは「Many a little makes a mickle」です。
「Many a little makes a mickle」は、直訳すると「たくさんの少しが大きなものを作る」となります。日本語では「ちりも積もれば山となる」と訳されています。
このフレーズは、小さな積み重ねが大きな成果を生むことを表現しています。
例えば、節約について話しているときに、「If you save a little every day, many a little makes a mickle.(毎日少しずつ貯金すれば、ちりも積もれば山となるよ)」と言うことができます。また、プロジェクトの進捗について話す際に、「Each team member’s contribution is small, but many a little makes a mickle.(各チームメンバーの貢献は小さいが、塵も積もれば山となる)」と言うこともできます。
「Many a little makes a mickle」というフレーズは、古いスコットランドのことわざです。「mickle」は「たくさん、大量」という意味の古い英語またはスコットランドの方言です。現在ではあまり使われなくなっていますが、このフレーズにおいては「大きな成果」を表現するために用いられています。このことわざは、小さな努力を積み重ねることの重要性を教えてくれます。
まとめると、「Many a little makes a mickle」は、文字通り「たくさんの少しが大きなものを作る」という意味ですが、ちりも積もれば山となることを指します。このフレーズを使うことで、小さな努力や貢献が大きな成果を生む状況を表現することができます。
この「Many a little makes a mickle」を使って、小さな努力が積み重なって大きな成果を生む場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
ちりも積もれば山となる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。