You can have too much of a good thing.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#319

スポンサーリンク
このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「You can have too much of a good thing」です。

「You can have too much of a good thing」は、直訳すると「良いものでも多すぎることがある」となりますが、実際には「良いことでも度が過ぎれば害になる」という意味になります。

このフレーズは、どんなに良いことであっても、それが過剰になると逆効果になったり、問題を引き起こしたりすることを表現しています。

例えば、好きな食べ物を食べ過ぎて体調を崩したときに、「I ate too much cake and now I feel sick. You can have too much of a good thing.(ケーキを食べ過ぎて気分が悪くなった。良いものでも多すぎると良くない)」と言うことができます。また、ダイエットで過度に運動している場合に、「Exercise is healthy, but you can have too much of a good thing and injure yourself.(運動は健康に良いが、やりすぎると怪我をする可能性もある)」と言うこともできます。

このフレーズの由来は、どんなに素晴らしいことであっても、過度であれば有害であるという考え方からきています。15世紀頃から使われ始め、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『お気に召すまま』(As You Like It, 1599年)で用いられたことで一般的な慣用句となりました。同様の概念は紀元前から存在し、類義表現として「Moderation in all things.(何事も中庸)」などがあります。

まとめると、「You can have too much of a good thing」は、文字通り「良いものでも多すぎることがある」という意味ではなく、何事も過度は禁物であることを指します。このフレーズを使うことで、適度なバランスを保つ重要性を伝えることができます。

この「You can have too much of a good thing」を使って、良いことでも過ぎれば害になる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

You can have too much of a good thing.
良いことでも度が過ぎれば害になる。
スポンサーリンク

このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

ことわざ・格言
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました