今回のフレーズは「A bad excuse is better than none」です。
直訳すると「悪い言い訳でもないよりまし」となります。
このフレーズは、たとえ下手な言い訳でも何も言わないよりは良い、ということを表現する際に使われます。
例えば、遅刻したときに、「I know it sounds silly, but my alarm didn’t go off. A bad excuse is better than none.(ばかげているように聞こえるかもしれないけど、アラームが鳴らなかったんだ。悪い言い訳でもないましだよね)」と開き直ることができるかもしれません。
また、ミスをしたのに黙っている人に、「Just say something. A bad excuse is better than none.(何か言いなよ。悪い言い訳でもしないよりましだぞ)」と相手を詰めることができます。
「A bad excuse is better than none」は英語でよく知られたことわざですが、その正確な起源は十分に文献化されていないようです。このことわざは、少なくとも何らかの説明を試みることがコミュニケーションの基本であるという考え方に基づいています。「悪い言い訳(bad excuse)」と「何もない(none)」の2つを比較した場合に、前者のほうが好ましいということを伝えています。
まとめると、「A bad excuse is better than none」は、文字通り「悪い言い訳でもないよりはまし」という意味で、何かしらの説明はしたほうが良いというイディオムとして使われています。このフレーズを使うことで、たとえ完璧でなくても、言い訳や説明をすることの重要性を強調することができます。
この「A bad excuse is better than none」を使って、何か言い訳をする場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
悪い言い訳でもないよりまし。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。