今回のフレーズは「Boys will be boys」です。
直訳すると「男の子は男の子である」となりますが、実際には「男の子はいつもやんちゃだ」「男の子のやんちゃな行動は仕方がない」「男の子はしょうがない」という意味になります。
このフレーズは、男の子の特有の行動や態度を寛容に受け入れる際に使われます。
例えば、男の子が外で泥だらけになって遊んで帰ってきたときに、「Well, boys will be boys.(まあ、男の子はそんなものだよ)」と言うことができます。また、男の子が冒険心を発揮しているときに、「You know how it is, boys will be boys.(知ってるでしょ、男の子はいつもそうだ)」と言うこともできます。
「Boys will be boys」というフレーズは古いラテン語の格言に由来し、英語では16世紀頃から使われています。男の子の活発でやんちゃな行動は自然なものであり、そのような行動を受け入れるために使用されます。ただ、問題のある行動を正当化しているという批判もある表現です。
言語学的には「tautophrase(トートフレーズ)」と呼ばれる表現で、同語を繰り返すことで意味を強調しています。 「Enough is enough(もうたくさんだ)」や「You do you(自分らしくあればいい)」などがそのほかのトートフレーズの例に当たります。
まとめると、「Boys will be boys」は、文字通り「男の子は男の子である」という意味であり、男の子のやんちゃな行動を理解し、寛容に受け入れることを指すイディオムです。このフレーズを使うことで、男の子の特有の行動に対する理解を示すことができます。
この「Boys will be boys」を使って、男の子の行動を寛容に受け入れる場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
男の子は男の子である。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。